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2018.12.10

レジリエンスやで。

この土曜日は「NARA STAR PROJECT」という奈良市の起業家支援事業のイベントで登壇させていただきました。

私、中学・高校は奈良の学校に通っており、未だに実家は奈良ですので、地元に貢献したいなって想いで昨年の立ち上がりから応援しています。

そこで、経営者にとって一番大切なことってなんだろ?って話の中で「折れない心を持つこと」じゃないかなと言いました。

つまり「レジリエンス」ですね。日本語で言うと「逆境力」。

一般的には「復元力、回復力、弾力」などと訳される言葉ですが、私は総じて「逆境力」だと思ってます。

誰しも「あー、凹むわー」ってことがあると思うのですが、その凹んだところを跳ね返す回復力のことです。

この「レジリエンス」って言葉を教えてくれたのが、ラグビー日本代表メンタルコーチとして、ワールドカップの快進撃を支えた荒木香織さんでした。

その能力はトレーニングで身につけることができると。

自慢じゃありませんが、私、「レジリエンス(逆境力)」には自信があります。
(なにに自信もってんねん)

数々の修羅場で自然に鍛えられたのというものありますが、色々な先輩や仲間から学んだとこが大半ですね。

そこで2つほど私のマインドセットの方法をご紹介します。

まず一つ目。

前職の先輩に言われた言葉。

「お前は何を失うの?」

当時のリクルートでは入社してすぐに名刺獲得キャンペーンとか飛び込み営業をやっていたのですが、全く知らない会社をアポなしで訪問するのはやはり腰が引けますよね。その時に言われたのがこの言葉で、例えば、飛び込み営業しても殴られたりお金を取られたりするわけじゃない。怒鳴られたりすることはあるかもしれない。でも、それでお前は何を失うの?って言われて確かに何も失うものなんてないなって思った。それからは、チャレンジすることへの考え方が変わった。ま、うまくいかなくても何も失うものないわ。って。

ただ、自分が傷つくのが怖かっただけなんだと。

二つ目。

「その悩みって、1年後も同じことで悩んでると思う?」

これを自問自答すると大抵のことは、1年後も同じことで悩んでることはないな。ってなります。

例えば、今日仕事で失敗して凹んでいたとしても、そのことで1年後も凹んでいるかと言うとそれはない。だとすると、大した悩みじゃないなって思える。凹んでいる暇があったら仕事で取り返そう。って。

仕事の借りは仕事で返すしかない。

とは言え、やっぱり凹むことはあるので、その時は飲んでレジリます。