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2018.07.02

DIY FACTORY 2.0

「ワシは何も言わんから、アンタらしくやればいい。」

2006年、当時専務だった私にピーター(先代)はこう言いました。
それから、もう覚えていないくらい色々なことがありました。
でも、そうやってピーターが託してくれた大切な会社。

今、ここにいる信じられる仲間と、これから何を信じていくのか。
いい機会なので、それをちゃんと書いておきたいと思います。

今回あらためて、私たちが当たり前に使っている「DIY」(Do it yourself)という言葉を私らしく振り返ってみました。 DIYの語源はロンドンの戦後の復興のスローガン。そこには椅子を作る。とか木を切るとかいう意味だけに とどまらず、「自分たちの暮らしは自分たちで創ろう」「なんでも自分でやろう」という大きな意味がありました。
それがDIYのはじまりです。

日本ではまだまだ、「日曜大工」というイメージがあるDIYですが、これからはもっと、 「生き方」「暮らし方」だと捉えていきたいと思ってます。
(どこにも“SUNDAY”なんて言葉は入っていないしね)

手前味噌ですが、DIYという言葉で様々な変化を世の中に起こしてきた私たちが次にすべきこと、 それは、DIYという文化をもっと広い意味で、自分らしい暮らしを実現するための言葉にして、 世の中に広めていくことです。

シンプルに自分らしい暮らしをしたいと願う人。 私たちはその人たちの全力を全力で応援するために存在しています。

そう考えると、今までの大都のビジョン「つくる楽しさを未来へつなげたい。」では、 この想いを表すことができなくなってきました。 そこで、ビジョンを変更し、新たに大都が持っているブランドを整理し、より世の中に伝わるようにしたいと思います。

新ビジョンは、

私たちの事業で目指すこと、それは自分らしい暮らしをつくる人が 増え、「らしさ」があふれる世界になることです。 そのために出来る事を考え、私たちらしく、事業を展開して行きます。

そして、これまではなかったスローガンをつくりました。

これは、らしさがあふれる世界を目指すための合言葉です。 あえてDIYという言葉は使っていません。 自分らしく生きていくための合言葉なので、会社を超えて、業界はもちろん、誰かの人生を変えるような言葉になって欲しいと思います。 NikeのJust Do it のようなものですね。

会社をひとつの船だと例えると、 ビジョンである「らしさがあふれる、世界を」は、 北極星のようなもので、船が目指す行き先、未来です。暗闇の海で行き先を見失った時でも輝く北極星を目指してみんなで進んでいく。
そして、「be you.」は船を漕ぐための掛け声のようなもの。
仲間が船に乗るときは、行き先をちゃんと伝えて、 合言葉を一緒に叫びながら船を漕いで行きます。

「ワシは何も言わんから、アンタらしくやればいい。」

先代が生前に残してくれた言葉を忘れずに、私たちらしく、お客様と取引先と仲間と楽しみながら大きな「うねり」を創っていきます。

引き続きよろしくお願いいたします。